マイクロエース 小田急2600系(改良品)

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筆者が、いちばん大好きな車両である小田急2600系。

子供のころ、下北沢の近くに住んでいて、GM・下北沢店のショーウインドウに飾られていた、模型店組み立ての特製品が、途轍もなく欲しくて、欲しくて、のたうち回りそうなくらいだった。

ハンドメイドなので、こちらの資金と、お店の在庫のタイミングが合わず、なかなか手に入れることが出来なかった。

この特製品は、ハンドメイドなので、当然キットを素組みするのと、同じ値段であるわけがなく、手間賃が上乗せされた値段設定だった。今にして思えば、良心的な値段だったのだが、子供には負担だったし、理解出来なかった。

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当時、小田急2600系のようなマイナーな車型を、完成品で製品化するメーカーなどなく、他に、グリーンマックスのキットを組み立てるしか手に入れる方法はなかった。

しかし、当時小学生の自分に、エコノミーキットを組み立てる技量はなく、特に塗装をやってのける自信がなく、途方に暮れていた。

そして、ようやく小田急2600系の特製品が店頭に並んだ。

12歳の誕生日だった。

飛び上がるほど嬉しかった。

そんな思い出がある。

好きなことばかり考えていたあの頃が懐かしい。

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マイクロエースから、小田急2600系(改良型)が発売されたので、購入した。

Nゲージを購入したのは、約20年ぶり。

あれほど好きだったNゲージだが、徐々に写真にシフトするようになり、運転する機会もなくなった。

なので、、引っ越しの際に鉄道模型を思い切って処分した。

それ以降、Nゲージは買わないと固く誓っていた。

マイクロエースの製品は、前回、14年前に8両固定編成が発売されたときから気になっており、何度かポチっとしそうになったことがあったが、誓った意志を、ずっと貫き通していた。

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なのに…、ダメだ…、今回、完全に誘惑に負けてしまった。カッコいい。

同時発売の4000系に比べ、2600系の方が売れ行きが良いみたい。しばらくは店頭に並んだままだろうとタカをくくっていたが、各店ともあれよあれよという間に売り切れとなり、慌ててお店に走った。

2軒目でようやく展示品として並んでいた製品をゲット。

まだ、発売から1箇月も経っていないのに、不思議だ。

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地味な電車だったので、ファン層は限られていた筈なのに、なぜか売れ行きは反比例している。このクオリティを思えば、飛ぶように売れるのも頷ける。

おかげさまで、鉄道模型を自分で買えるにまで成長し(安月給だが)、子供のころに感じた、購入時の高揚感・達成感は得られなかった。

が、しかし、机の上に並べてみると、いやぁ~、買って良かった。本当、カッコいい~。
本当、好きなことに打ち込んでいた子供の頃の気持ちが甦ってきた。
何時間見ていても飽きない~。
いやぁ~、最高だぁ。

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実は、前述の子供の頃に購入した特製品の2600系は、仕上がりがイマイチで、その後、レールの上に並べることはほとんどなかった。商品としては雑で、嬉しさより、がっかりの方が上回った。小学生にとって、本当に高い勉強料だった。

そして、それ以降、2600系をNゲージに求めることをしなくなった。

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でも、今回、思い切って買ってみて、本当に良かった。

当時と比べ、目が霞み、実は細かい部分をずっと見ていると、目が疲れてしまうようになったけれど(模型店で点灯確認の際、テールライトが見えなかったの/前回の製品と比べテールライトがよりいっそう小型化されたという要素はあるにせよ、ショックだった。)、コイツを眺めるため、ずっと体を折り曲げていたら、体の節々が痛くなってしまうようになったけれど……

なんだか、久しぶりに、夢を見る気持ちを取り戻したような気分になった。

これに気を良くして、さらに2編成、追加購入してしまった。

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