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zoom RSS 近くなった北海道、 近くなった函館

<<   作成日時 : 2012/08/02 21:42   >>

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五能線と津軽鉄道に乗ってきた。今回の旅は、気分転換に函館観光を加えてある。

1日目は函館。

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東京駅から6:28発“はやて11号”の人となる。列車はE2系。

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車内では、専ら録り貯まりっぱなしのワンセグを視て過ごす。車窓から久し振りに見る仙台の街並みは、つい1年ほど前に大災害に見舞われたとは思えないほど、見事に復興していた。

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八戸から先は、初めて乗る区間。乗り心地が良いが、隧道と防音壁が多い。東京から新青森まで“はやて11号”の所要時間は3時間33分。青森が東京に、かなり近くなったことを実感する。新青森10:01着。

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新青森からは、10:16発のスーパー白鳥11号。新青森の在来線ホームは、幅員の狭い島式ホームが1本だけと、新幹線の乗り換えターミナルにしては、かなり規模が小さくて、物足りなく映る。東北新幹線函館延伸後の動向を見据えた造りなのだろう。

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最初の停車駅・青森でスイッチバックして、進行方向が変わる。青森で大量の乗車があった。週末や夏休み期間中など、津軽海峡線の輸送力は不足気味。新幹線函館延伸を見据えて、車両への投資を抑制したい気持ちは分かるが、札沼線電化で捻出されたキサハを客車列車に仕立てて、輸送力列車を運転するのはどうだろう。牽引機は“はまなす”用のED79型を間合い運用すれば良い。最小限の投資で済むはず。

指定席はA席だったが、津軽海峡線に入ったら内陸側を向いてしまい、車内から津軽海峡を楽しむのは難しい。考えたら分かることで、A席が太平洋側を向くのは、東北本線在姿時だ。

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ただ、A席に座ったことで、収穫もあった。青函トンネルを抜けて北海道に入ると、新幹線の建設工事が盛んで、その様子が具に見てとれた。

函館12:22着。鉄道利用で、東京から5時間54分で函館まで到達するようになった。乗り換え間合いを除けば、5時間30分台だ。

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函館に着いて、駅前の市場で、楽しみにしていた海鮮丼を食べる。お店がいっぱいあって、どのお店でどの丼を頼んだら良いのか、迷う。

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夏の北海道を訪れたのは初めて。北海道でも、日中は暑い。涼しさを求めて、港に向かい、青函連絡船・摩周丸を見学する。昨年の今ごろ、船の科学館で羊蹄丸を見学したが、摩周丸の方がスケールがデカく見える。摩周丸の船内は、往年のまま、特に「マス席」が残っているのが嬉しかった。青函間だけで3時間50分を要したが、マス席で、知らない人同士、談笑しながら思い思い過ごす時間はとても楽しく、退屈しなかったそうだ。

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摩周丸を慌ただしく見学し、次に函館市電に乗る。5年前に一度全線を乗り歩いているが、夜だった。それに、函館市電にカメラを向けるのは、函館駅での乗り換えの合間などに慌ただしく済ませることが多いので、一度、ゆっくりと接してみたかった。湯の川方面行きの電車に乗ってみる。

車両は2000型で非冷房車。真夏に非冷房車と聞いただけでうんざりしそうだが、車内は意外と涼しく、走り出してしまえば、窓から吹き込む風が、やや冷たいぐらい。函館の場合、1年を通じて冷房を稼働する時間は僅かだろうし、非冷房という選択肢は、ある意味合理的なのかもしれない。

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駒場車庫で下車して、車庫にいる車両を撮影する。あいにく逆光気味だったが、帰宅後に画像を見ると、カメラ側が綺麗に補正してくれていた。最近のコンデジは、オートのままでも素晴らしい威力を発揮する。

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9600型が来たので、湯の川まで乗る。最新の低床車だが、運転台はツーハンのまま。降雪時の操作性を考慮すると、ツーハンに軍配が上がるのかもしれない。運転室には「セラジェット」のスイッチがあり、ただし、使用停止中という注記があった。15年ほど前に鉄道総研が開発した増粘着剤で、空転に目を見張るほどの効果があり今後が期待されたが、軌道回路に影響を及ぼすなどの事例も見られ、今では積極的な使用例を聞かない。

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500型が入庫しようとしているのが見えたので、湯の川からの帰り、もう一度駒場車庫に立ち寄ってから、末広町に向かう。八幡坂から、函館港をバックに市電が横切るシーンは、函館市電を象徴する場面であり、一度写してみたかった。市電の接近が分からないので、待っている間も気が抜けず、思っていたよりも撮影は大変だった。

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ここまで、撮影はすべてコンデジで済ませて来たが、八幡坂ではデジイチで確実に狙う。荷物になるので、デジイチを持って行くべきかどうか、最後まで悩んだが、持ってきて良かった。

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夕方になったので、函館山に登る。

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筆者の旅は専ら鉄道主体だったが、最近では、自分の旅に観光要素を取り入れることが増えてきた。年齢を重ねるが故の心境の変化なのだろう。沿線に観光地や名所があっても、まるで目を向けず、「鉄道メイン」と意気がっていたのに、自分でも不思議な変化だ。

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函館山ロープウェイはゴンドラが大きくて、不安定に見えるが、乗車してみると、そのようなことはなかった。大型で輸送力をいかんなく発揮するが、夜が近付くにつれ、観光客は増える一方で、18:30からは5分ヘッド運転で対応していた。日没が近付くにつれ、だんだん寒くなる。観光客の中には、半袖1枚という人も多いが、それでは耐えられない寒さだ。

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利用したパック商品の都合で、この日は青森県の弘前に宿泊するため、19:18発の“スーパー白鳥98号”で函館を後にすることになっている。時間ギリギリまで粘ってみたが、日没後も函館の街はなかなか暗くならず、せっかくだが、100万ドルの夜景を目にすることなく、函館山を下りた。夜景どころか、霧が発生し、函館山からの展望はあまりスッキリしなかったが、暗くなるまでの間、「あぶない刑事」のサントラを聴きながら過ごした時間は、自分にとっては有意義なひとときであった。「あぶない刑事」の舞台は港町・横浜ということで、聴いていたサントラが、同じ港町である函館にも、見事に調和した。

こうして、楽しみにしていた函館での7時間は終わりを迎え、“スーパー白鳥98号”と701系の普通列車を乗り継ぎ、宿泊先の弘前駅前のホテルに入った。

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東北新幹線 E5系に乗りました
函館観光の翌日は、五能線と津軽鉄道を巡る。東能代まで乗った701系の普通列車は、トイレが故障中で、レチさんが、水洗用のペットボトルを運び込むハプニングがあった。 ...続きを見る
月の鉄路
2012/09/13 10:07

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも、こんばんは(^-^)
東北新幹線が新青森まで開通してから、北海道も近くなりましたね!!近いうちに北海道まで開通したらいいですね。
けんまる
2012/08/02 22:23
けんまるさん、コメントをお寄せ下さり、誠にありがとうございます。

新青森開業以来、初めての渡道でしたが、函館は感覚的にだいぶ近くなった感じがしました。
ツキだっ!
2012/08/03 10:55
糞寒い時期に行った函館を、最近にアップした所です(爆)
新幹線の新青森開通で、関東圏からは、函館が近くなりましたね。
としおちゃん
2012/08/03 17:20
函館市電500型、レトロな感じがいいですね。乗ってみたいです。
まぼちゃん
2012/08/03 21:38
としおさん、コメントをお寄せ下さり、誠にありがとうございます。

函館の夜景を見るには、寒い季節の方が良いみたいです。北海道新幹線も、いよいよ現実的になってきました。
ツキだっ!
2012/08/08 17:07
まぼちゃんさん、コメントをお寄せ下さり、どうもありがとうございます。

500型は昔ながらの風情があって、見ているだけで、ゾクッとさせられます。
ツキだっ!
2012/08/08 17:08

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