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zoom RSS 小田急2600系 輝く黄色の“準急”

<<   作成日時 : 2011/05/28 17:26   >>

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小田急2600系は各停用の車両だったが、ダイヤパターンの都合で準急列車にも充当される機会が多かった。

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各駅停車として地味な仕業が多い中で、黒地に黄文字の準急として活躍する姿は微笑ましく、ささやかではあるが、2600系にとって華やかなシーンでもあった。国鉄(JR)に例えると、「快速列車に充当される103系」と言ったところだろうか。

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1990年代半ばになると、6両編成が単独で準急に充当されるケースは稀になったが、その後を、8両固定編成が引き継いだ。

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準急列車のうち、6両編成と8両編成で運転される4400番台の列車は、各停と共通運用だった。これは、経堂駅のホーム有効長が8両までの対応だったことによるもので、新宿まで各停として上ってきた列車が、準急として折り返すために、新宿駅地上ホームに入線するイレギュラーが見られた。新宿2号踏切を過ぎて進路が地上線側に振り向けられると、非日常の光景として、何度経験してもワクワクさせられた。上りの場合、東北沢で優等退避がない各停列車(各停が続行する場合の先行列車)がこのパターンに該当し、筆者は容易に区別がついた。「この列車は地上ホームに到着するよ」だなんて、得意になって言っていたのを思い出す。

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2000年になって、2000系の増備が再開されると、引き換えに2600系の8両固定編成が廃車が始まった。これは、2600系の準急への充当機会が大幅に減ることを意味していた。完全撤退ではないので、クローズアップされなかったが、2600系の準急列車は大好きで、意識して乗車を楽しんだ筆者にとっては、今後の楽しみをひとつ失った。

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その後も、6両編成が、他の車型と共通運用で準急に充当されることはあったが、その機会はごく稀で、よほどの幸運に恵まれる必要があった。そんな中、写真の準急相武台前行きは、ただでさえレア行き先であり、それに加え、2600系の残存編成が2670×6の1本のみとなった時のもの。すなわち、この運用に2600系が充当される機会はかなり限られており、幸運なんかに滅多に恵まれたことのない筆者にとっては珍しく、複数の良い条件が重なった思い出深いシーンだ。

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現在、小田急線上における準急列車は少数派となってしまった。日中は見られない。準急の色別も緑となり、黒地に黄色が印象深かった“準急”の種別幕も、過去帳入りした。そもそも、種別幕がLEDにとって代わられる時代であり、表示の各種に興味が向く機会も減った。

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余談だが、「小田急線上における準急列車は少数派」と書いたが、インター区間で各駅に停車する準急は、サバ―区間利用者との、乗客を均等に分散出来るメリットがあり、事故等の非常時に重宝する列車だ。この春の計画停電時における特別ダイヤでも、急行に代わって準急が大活躍した。

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このように、小田急線上で思いもかけずに準急列車に遭遇することがある。そんなことから小生は、黒地に黄色がまばゆい“準急”が、ふと向こうの方からやって来るのではないかと、今でも、仄かな期待を寄せてしまうのである。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
一番最後の写真、レールの輝きがたまりませんね。
としおちゃん
2011/05/29 09:21
としおさん、コメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.

いちばん最後の写真は、おそらく、停止中のシーンを撮ろうとして、列車が動き始めてしまった、自分の中では当時は失敗作として片付けていたコマなのですが、10年近く経って見てみると、そんなに悪くはないかな…と思えてきます。
ツキだっ!
2011/05/29 12:05

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