利用者防衛策 新会社養老線

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浜松工場を見学した後,筆者は桑名に移動し,近鉄養老(揖斐)線を訪ねた.

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御存知のとおり,養老線は秋から新設会社に経営移管される.そのため,近鉄時代の様子を,一度見ておきたかった.

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なお,乗車には養老線フリーキップを利用している.土休日の揖斐―大垣―桑名間が1000円で利用できる.

桑名口の利用は多く,車内は座席定員満員であった.列車は,かつての近鉄マルーン1色に塗られた2両編成で,妻面のHゴムにまで塗装が及んでいる.

ただ,盛況ぶりも長くは続かず,筆者が乗車した車両は,とうとう自分1人になってしまった.一部列車では,サイクルトレインと称し,自転車の車内持ち込みが行えるサービスが展開されているが,うがった見方をすれば,車内にそれだけの余裕があるという意味である.

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しかし,列車本数が多く,利便性を確保しようとしている姿勢は評価したい.

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また,単純に比較は出来ないのは承知の上で,名鉄の閑散路線が廃止・区間縮小を歩んでいるのに対し,北勢線の例など,近鉄沿線住民は,熱心に路線を残す選択を行っており,乗客に,クルマを運転出来ると思われる年齢層の男性もかなり見かけた点と併せて,興味深い.

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