東京都交通局上野懸垂線 40型引退

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上野動物園内を走る、上野懸垂線40型が引退した。

歴代の3形式も後継に置き換えられたが、今回は後継が決まっていないという。


なので、引退間際と、引退後の展示会、それぞれ撮影に行った。


平日休みの特典で、空いた園内でストレスなく撮影出来る。遠足気分。


40型は見た限り古さは感じないし、このままあと10年は走れそう。引退は老朽化が理由というが、どこが老朽化しているのか、本当にわからない。


それにしても、上野懸垂線は不思議な構造だ。モーターと台車が軌道上部にあり、制御装置がボディの上にマウントされている。他にはない独特の構造なので、特に上部の走行体がいつもフレームからはみ出しそうになる。カーブの向きが一方しかないので、アームは片持ち式で済むのだろうが、仮に線内にアーム側を向いた曲線が存在したら、この車両は曲がれるのだろうか。都市交通として実用化されなかった。


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小学校1年生の遠足が上野動物園だった。園内でモノレールの絵を描いたことを覚えている。動物園に行ったのに、残っている記憶がモノレールだけというのは、一般には不思議かもしれないが、そんな悪い癖は40を過ぎてからも変わらず、今回も園内の動物には目もくれなかった。当時は20型だった。


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上野懸垂線は短距離なので、小学生当時自分が絵を描いた場所は、今でもすぐ特定できた。


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モノレールは、加速時のショックやカーブでの遠心力など、普通構造の鉄道と異なることが多いので、発車時に体が自然と構えてしまうが、40型の乗り心地はスムーズで、ショックを感じなかった。西園行きの場合、下り勾配なので、こまめにブレーキが掛かるが、不快感はない。


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上野懸垂線は距離が短いため、ハッキリ言って、なくても困らない。後継車両の調達が困難となり、ひとまず休止とされた。


距離的に、最近烏山線や男鹿線で実用化された蓄電池車による運行が最適と思われるが、上野懸垂線で活かせないものか。


筆者にとって、「上野動物園と言えばモノレール」。今回の40型の引退は残念である。

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