祖母 逝く…

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大好きだった祖母が亡くなった。享年87歳。

元日までは意識があって会話も成立していたが、
徐々に意識がなくなり、とうとう帰らぬ人となった。

幸い、最期を看取ることが出来た。
最後の数日間は病院に泊まり込み、
ベットに張り付いて、ずっと祖母を見守っていた。

職場の良い人たちに恵まれ、皆が文句も言わずに協力してくれた。

30過ぎになると、自分の身近な存在がポツリ、ポツリと、姿を消してゆく。
今までにも、何度か淋しい別れを経験している。

でも、今まで経験した別れの中で、今回の別れがいちばん悲しかった。

いま、地球上で、いちばん悲しい思いをしているのは、自分。
…そんなようにさえ思え、ものすごい虚脱感に襲われている。

もちろん、誰もが、似たような別れを経験し、
辛いのは自分だけではないのは承知しているが。

病床で、祖母にいろいろ語りかけた。

自分の我が儘を詫びたり、お別れも告げた。

今まで、祖母に対して至らなかった分だけ、
最後は一生懸命彼女の世話をした。

最期にかけて、祖母に対して少しは償いが出来た。悔いはない。

けれども、これからもずっと一緒にいたかった。

まだ、亡くなったという実感があまり得られず、
何だか、どこかに出かけたまま…のような気がして、
いつかまた帰ってきそうな感じさえする。

祖母は以前、外房線の御宿に住んでいた。

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幼少の頃、新宿駅の長距離列車ホームから、
祖母が乗った“急行・外房”を何度も見送った。

また、御宿駅では、帰京する私を、祖母がよく見送ってくれた。

見送ったり、見送られたりは、お互い慣れっこのはずなのに……、
今回のお見送りはとてつもなく辛い別れだった。

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祖母が乗った列車は……、
行ってしまった。

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