DMH17が唸る 茨城交通湊線の旧型気動車たち

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ふと思いたち,4月から第三セクター化される茨城交通湊線を訪問した.

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茨城交通湊線には,1996年のキハ11型リバイバルカラー化以降,何度か訪れている.趣味だけでなく,仕事でも,法務省の出先機関に行くため,最寄りの殿山駅を何度か利用したことがある.

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今考えてみると,茨城交通は,リバイバルカラーのブームの火付け役だった.保有している車両の経歴を逆手に取ったその企画力は,その後,全国の鉄道に及んだ.

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それはさておき,今回の目的は,新会社以降後,整理が噂されているDMH17系の旧型気動車の記録である.特に,国鉄準急色のキハ2004が狙い.

415系やエメラルドの103系がいなくなって,すっかりイメージが変わった常磐線をE531系で下る.E531系はなかなか合理的に出来ていて,悪くはない.これで,3扉で座席定員を増やした設計なら,非の打ちどころがないと思う.

勝田に着いて,湊線に乗り換え.出迎えてくれたのは,3710型.3710と書いてミナトと読ませるのはご存知だと思う.標準的な軽快気動車で,燃費が良いため,3710型が重点的に運用に就いている.

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那珂湊で途中下車.この日は800円のフリーパスが使用出来るため,こちらも機動力が高い.

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機関区構内で,ステンレス気動車ケハ600型などを撮影する.列車到着前だが,駅員さんに断って,早めにホームに入れてもらった.快く受け入れてくれて,気持ちが良い.目当てのキハ2004は,庫内にいてアングルが限られてしまったのが残念.

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土日が休みのサラリーマンにとって,平日朝の旧型車運用の撮影は困難であり,いつか順光で存分に写してみたいと思うのだが,その願いは今回も叶わなかった.

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次の下り列車で,終点の阿字ヶ浦まで行く.やってきた列車はキハ205.旧国鉄色のツートンカラーだ.たしか,水島臨海鉄道から来た車両で,冷房改造されているが,基本的な造りは登場時のまま.

重々しいイメージのあるDMH17型エンジンも,とても軽やかで,カラカラ~という音を奏でている.ただ,加速は悪い.

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阿字ヶ浦で,構内に留置されている羽幌炭鉱鉄道色を撮影.長年の留置によって,腐食が激しい.駅が,海の近くなのも影響しているのだろう.3年前の春,夜に阿字ヶ浦駅を訪れたことがあるが,不気味にすら映った.

阿字ヶ浦まで乗ったキハ205で折り返す.

帰りの列車はなかなかの乗車率.客層には,マイカーを運転できると思われる世代も多く含まれていて,彼らが,わざわざ湊線を選択したのだとしたら心強い.カメラをぶら下げたファンも,一列車に数人おり,なかなか活気がある.

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茨城交通の気動車は、個性派揃いで、我々には楽しく、湊線の魅力でもあった。

しかし、これらDMH17型エンジン搭載の旧型車は、新会社移行後、整理が噂されている。旧型車は、燃費が軽快気動車と比較して倍以上も掛かり、不安定な昨今の石油情勢を鑑みると、運行を継続して欲しいなどと、無責任に、おいそれとは言えないが、少しでも永く旧型車が活躍を続けて欲しい。

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この記事へのコメント

2008年03月11日 13:23
今日は。
茨城交通いいですね・・・
我輩も暖かくなったら行きたいと思います。
2008年03月15日 21:42
千葉ンプさん,いつもコメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.
お礼を申し上げるのが遅くなり,申し訳ございません.

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