ブルートレイン 最終章へ

画像
ご覧頂いている写真は,1997年11月に東京駅で撮影したもの.1997年11月29日改正で,はやぶさの運転区間が熊本まで,富士の運転区間が大分までに縮小されたため,方向幕を写しに東京駅を訪れている.



寝台急行銀河の車内アナウンス(ハイケンスのセレナーデ)

画像
画像
画像

当時すでに寝台特急はうらぶれたムードが漂っていたが,改めて見ると,今に比べたら,10年前はまだ多くの寝台列車が運転されていて,華やかにすら見える.

画像

ところで,とうとう寝台特急の縮小・廃止が公式に報じられた.

鉄道ブームや松本清張の「点と線」がドラマ化されるなど,最近鉄道が採り上げられる機会が多いが,寝台特急の活性化に結び付かなかったのは残念である.

たしかに,寝台特急は旅情があって良いが,他に選択肢が増えた現代において,あまり現実的ではない.帰省シーズンなどのピーク時でさえ,車内には余裕が見られるのが現実だ.

特に,所要時間の兼ね合いで難しいのは分かるが,コンスタントな利用を確保するには,ビジネス客を意識しなければならないのに,あいにく,一部を除きそういうダイヤ設定になっていない.

画像

筆者も,出張の際に寝台特急の利用を何度か試みたが,出発時刻と到着時刻の両方に難があって,断念せざるを得なかった.唯一,出張に寝台急行の利用を組み入れることが出来たのが,銀河である.

画像

換言すれば,銀河は工夫次第で残せると思うのだが,銀河だけ残すのも,車両需給や要員の関係で得策ではないという判断が働いたのかもしれない.

しかし,「夜でも,ブルートレインが走っている」.新幹線開業後のブルートレインは,夜の彷徨い人を救済する,保険のような役割を担っていた.筆者も,何度かブルートレインに救われている.旅人たちにとって,心強い存在だった.

今回の廃止・縮小は,その保険が失われることを意味しており,だから,とてつもない不安感に襲われている.

もちろん,今まで努力の上,存続していたことに,公共交通機関としてのJR側の強い使命感を覚えている.筆者も,乗車率を改善させるための協力をしたかと言えばそうではなく,廃止反対論を唱える立場にない.

画像

正直,ボディが疲れ果てている客車や牽引機関車を見ていると,体を横たえて欲しいとさえ思う.

なお,こちらで富士・はやぶさの動画を公開中です.

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2007年11月22日 23:35
こんばんは~
出雲1号浜田行きの表示は私には懐かしいですね~
10年前は丁度鉄道はお休みをしていた時期ですね・・・
今考えるともったいないことをしていたなぁ~とも・・・
2007年11月24日 08:04
東京駅の時刻表が、懐かしいですね。
とうとう、こんな時代がやってきましたか…。
2007年11月27日 21:51
お二人とも,いつもコメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.

この記事へのトラックバック