営団地下鉄丸ノ内線500型

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八王子市立こども科学館に,営団丸ノ内線500型が保存されているので,見学してきた.東京の地下鉄の象徴だったサインカーブは,02系には受け継がれず,こうして保存車でしか見ることが出来なくなったのは残念だ.

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縁もゆかりもない八王子市に保存されているのは不思議だが,レプリカ然としている地下鉄博物館の301号に比べて,こちらは現役当時のままなので,特に車内にいると懐かしかった.

以前の銀座線や丸ノ内線は,各車間に高圧ブス引き通しがないため,駅構内のセクション通過時に,室内灯が一瞬消え,白熱灯による補助灯が点いた.これも,今では昔語りになりつつある.

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余談だが,今でも常磐線や水戸線のデッドセクション通過時に,415系に乗車していると,かつての銀座線や丸ノ内線を彷彿とさせるようなシーンが見られる.特に,壁面Dコック内の予備灯点灯は,ムードがあって良かったが,それも,この春で見納めとなる.415系1500番台は,引き続き運用されるが,補助灯も蛍光灯なので,雰囲気がチト異なる.

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塗装されている車体が珍しい存在になりつつある昨今,真っ赤な車体に,幾何学模様のサインカーブ,高さのあるズラリとした窓など,一種の造形美を感じる.地下鉄なので,現役当時はまじまじと見ることは少なかったが,肩を丸く落とし全体的に優雅な造りであったことに,今さらながら気付いた.

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筆者が,仕事で頻繁に訪れる東京都豊島区内にも,私立学校の校内に500型が保存されているのだが,窮屈な場所に押し込められている感じなので,1両全体をゆったりと眺められる機会に恵まれたのは良かった.

丸ノ内線の赤いボディーは,東京の街に良いアクセントを添えていた.今では,02系もすっかり東京の景色に溶け込んだが,赤は都市景観をエネルギッシュなものにする作用があると思う.アルミ車体はコーティングのため,クリアラッカーを塗る例が多いが,作業工程等に大幅な違いが出るとは思えないので,クリアラッカーを赤いペンキに置き換えることは出来ないだろうか.

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この記事へのコメント

2007年01月20日 12:59
なつかしい!!!!
車両もさることながら、予備灯が素敵です。
ポイント通過時に蛍光灯が消えて、予備灯が点く・・・
あれは、毎回興奮しました。
2007年01月21日 15:57
実際に乗ったことはないですけど、子供のときに絵本で見た地下鉄ですね…。
2007年01月24日 09:23
銀座線の旧型車両は屋根が赤く塗られていましたし、かつての地下鉄は、地下を走る車両なのに、手の込んだ塗装をしていました。
お二人とも、コメントをお寄せ下さり、ありがとうございました。

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