リバイバルトレイン 房総急行「外房」

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2002年11月17日,外房線に急行外房号が復活運転した.20年ぶり,1日だけのリバイバル運転である.

新前橋に33両が波動用として配置されていた165系だが,老朽化によって引退するにあたり,湘南色に塗り替えられ,最後は東日本各地でリバイバル運転に引く手あまたとなった.後に,上沼垂のムーンライト用編成も湘南色になり,こちらは中央線の低トンネル対応車なので,中央本線系統のイベントに使用された.

筆者は外房線沿線にゆかりがあって,幼少期,急行外房号には何度も乗った.起点は両国発だったが,1往復だけ新宿着発が設定され,祖母はよくこの新宿発の列車を利用していた.新宿駅で祖母が乗る急行外房号を何度も見送った思い出がある.

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今にして思うと,筆者にとって急行外房号は,列車旅の原点だった.165系の基本7連(Ts組み込み)と付属3連で,10連で運転された列車もあった.山男と呼ばれた勾配対応の165系だが,貝殻をあしらったちょこんとした,かわいらしいヘッドマークを付けて運転された.

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驚いたのは,ある日の上りで新宿へ行くとき,いつもとは違う,オレンジのマッスが広い153系が来たこと.低運転台だったこともあり強烈な印象で,海坊主のように思えた.あの時のシーンは,今でも目に焼き付いている.たしか,大垣あたりから転入してきた.

急行外房号は新宿発の設定もあり,ドアツードアで外房線沿線まで行けるので,特急よりも気軽で利用しやすかったが,上越新幹線開業に伴う玉突きで,183系1000番台がATC―5型対応改造の上,クハは1500番台となって,幕張に転入してきた.

これに伴い房総急行は特急へ格上げとなった.と同時に,起点も一部列車を除いて東京となり,両国の列車ホームがすっかり淋しくなったのもこの頃である.

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ところで,20年ぶりの急行外房号復活運転だが,165系6両編成で運転された.筆者は,この前日,やはり内房線で運転された急行内房号を撮影したが,なんと,いちばん思い入れの深い急行外房号は,運転時刻の誤認によって,上り列車の撮影に失敗するという,何とも後味の悪い結末となった.

ただ,目に焼き付けることが出来た.過去のイベント時に,一部のマニアのマナー違反があり,千葉支社はマニア向けのイベントを控えるようになったと聞いているが,2002年の秋は,沿線に警備を配置してまで,イベントを企画してくれた.JR東日本千葉支社のみなさま,ありがとうございました.

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この記事へのコメント

2006年10月16日 23:34
こんばんは♪自分の思い入れはブログで記載したように急行『内房』で同じように祖父母の思い出が詰まっています♪楽しみに撮影して想い出に浸ったものです・・・。

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  • リバイバルトレイン 房総急行

    Excerpt: 2002年11月、房総各線でリバイバル急行が運転された。湘南色に復元された新前橋の165系を使用しての運転だった。 Weblog: 鉄道基準 racked: 2007-11-11 20:58