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zoom RSS リニア・鉄道館

<<   作成日時 : 2014/07/12 12:57   >>

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リニア・鉄道館に行ってきた。

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当初、見学時間は3時間程度を予定していた。余った時間は、近鉄の撮影に充てようか…だなんて考えていたが、リニア・鉄道館は展示物が充実していて、結局、♪蛍の光に促され、後ろ髪を引かれながら、後にしたほど、虜にさせられてしまった。その蛍の光は、これまた♪ひかりチャイムがアレンジされている。CD欲しい〜。

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筆者が、開館当初から注目していたのが、モハ63型。前頭形状を複製してまで復元しようとする心意気は目を見張る。ロクサン電車は、日本の鉄道車両史上において、欠くことの出来ないモデルであり、今まで何処にも保存されていなかったのが不思議なくらいだった。それだけに、モハ63型の保存は有意義で、企画力に感心する。三鷹の前サボを差してあるところに、三鷹事件を連想させられ、何気ない1両に見えて、展示のモハ63638は、歴史の多くを語ろうとしている。

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惜しむらくは、整備状態が良い状態で展示されている点であり、この電車の製作スタンスを伝えるべく、戦中・終戦直後の荒廃した姿を再現して欲しかったが、モハ63638は昭和22年製なので、あるいは、竣工当初からある程度整備された形で出場したのかも知れず、歴史考証の面から、展示されている状態で正解なのかも知れない。なお、保存にあたって前頭形状を復元する手法は、他に東武博物館の5700型に例がある。

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モハ63のほかに、食堂車やグリーン車など、中間車も展示されている点も高評価だ。サロ165の貫通路から覗かせるエンジ色のシートモケットに、思わずゴクリと生唾を飲み込む。

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東京−静岡間で、急行東海間合い運用の普通列車に何度も乗った自分にとって、「急行」に乗ったのも数えるほどで、「サロ」にはとうとう乗らなかった。青春18切符で、東海道を何度も旅した思い出が甦る。165系の車内に入ることが出来ないのは残念だ。

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クハ111-1は、佐久間レールパーク時代は車内が傷んでいたが、綺麗に修復されており、安心した。ドアが鋼製のままで、ムードが盛り上がる。これでサウンドが加われば往年の雰囲気が再現されるだろう。大宮の鉄道博物館では、音の演出がある。

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このクハ111-1は、車内のアルミデコラが、緑ではなくブルー系で納品された例で、同時期の103系や小田急2600系にも、同様の例が見られたのを思い出す。窓の大きな運客仕切りが初期車であることをアピールしている。

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103系が展示されていないのが残念だ。名古屋圏では70両しか運用されず影が薄かったかもしれないが、日本の通勤輸送を支えた、国電の代名詞である。敷地に拡張の余地が充分ありそうなので、今後に期待したい。

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飯田線色の119系や身延線色の123系・115系も、地域輸送に貢献し、活性化を狙った例として展示して欲しかったが、残存していないため無理な話しである。自分の馴染みのある車両ばかりに興味が行く。

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家族連れが多く、思うように撮影出来ないが、閉館30分前ほどになると、比較的撮り易くなる。シミュレータも再募集が行われるとのことで迷ったが、再度館内をじっくり見てまわることにした。 賑わっていた新幹線の前頭部に集まる人影も、嘘のように少なくなり、思い通りの構図が得られる。

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700系が、保存車のラインナップに加わる時代が来た事実を、どうしても受け入れられない自分がいる。

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幼少期、三島まで行くのに新幹線に乗りたいと無理を言ったことがある。しかも、食堂車での食事まで期待していた。ところが、運転士さんに尋ねると、“こだま”にはビュッフェしか連結されてないとの返事。もう30年以上前の、0系オンリー・こだま12両時代の出来事なのだが、その時の運転士さんの声まで覚えているのだから、幼少期の思い出は、人生に大きく影響するものである。夏の暑い日だった。

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修学旅行も0系だった。今でも、♪ひかりチャイムを聴いただけで、当時の記憶が甦る。片思いだった女子に、「(3列シートも)回転するんじゃないの?」って訊かれ、「うぅん(回らない)」と返事するのが精いっぱいだった。今にして思えば、好きな女の子と会話する数少ない機会だったのだが、筆者は奥手で、女子とまともに会話出来ず、この時も案の上、舞い上がってしまい、これ以上の発展はもちろんなかった。

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一方、300系や700系には、食堂車やビュッフェなどの付加価値がないため、旅の前後に乗っただけの印象である。思い出の数が、0系と比べて、ほとんどない。

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0系から700系までずらりと並んだ車両を見て、そんなことを考えていた。

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成長し、1人で新幹線を利用するようになったことも影響しているのだろうが、座席に座っているだけでは、もちろん思い出など残らない。今でも義務的に窓側をリクエストするが、車内では動画などを観て過ごすことがほとんどなので、実際は通路側でも不満はなく、新幹線での車中に、何も期待していない。

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写真を撮るのに気が行ってしまい、展示車両をじっくり見ることをしなかった。当日は、平日にも関わらず家族連れで混雑していたが、改めて見学に行きたいと思う。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
165系、ヘッドマークが付いていますね、私が訪れた時はなかったです。
としおちゃん
2014/07/12 22:49
まだ行ったこと無いのですが、
訪問意欲を沸かせてくれるような、素敵な写真が多数ですね^^
でも、なんか、最近は西の方には足が向きません^^;
ドラ猫
2014/07/15 14:35
レポ、ありがとうございます、

是非とも訪問したいと思っているのですが、なかなかその機会がやって来ません。

展示されている流線型の省線電車モハ52004にお逢いしたくって…。

「流電」に逢いたくて、飯田線を訪問したのが昭和53年の夏でした。その年の秋にひっそりと引退されましたので、「間に合った」という実感でした。

登場時の姿になったこの電車にお逢いしたいのですが、なかなか…。
のり
2014/07/16 07:04
みなさん、コメントをお寄せ下さり、ありがとうございました。

写真撮影が考慮された配置とは言い難いですが、個人的に大好きだった165系が保存されているのは、うれしい限りです。
ツキだっ!
2014/07/18 00:18

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