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zoom RSS いまさらですが… 御存知でしたか? 小田急20000型ロマンスカー・RSE車のひみつ

<<   作成日時 : 2012/02/29 22:27   >>

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もう間もなく小田急で廃車になろうとしている、20000型ロマンスカー・RSE車だが、実はあまり知られていない季節による仕様の違いがある。

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それは……車体下部にある冷房の通風口。

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↑↑↑ 2か所とも塞がれた状態(1999/03/04), ↑↑ 片側のみ(1999/05), ↑ 冬季にも関わらず2か所ともルーバー(2012/01)

今は通年ルーバーとなっているが、当初は、冬季には通風口にフタがされていて、季節ごとに交換されていた。比較しづらい写真で恐縮だが、端境期には上の写真2枚目のように片側だけルーバーになるなどの形態が見られたが、2000年代半ばから冬季でも交換が省略され、ルーバーのままの姿で運用されている

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↑ 運転台後ろ戸袋窓がルーバーだった旧4000系(非冷房時代) 冷房改造される数年前の写真で,この当時は既に,冬季におけるガラス窓への交換が省略されていた

このルーバー交換。実は小田急のお家芸で、古くには、非冷房時代の2600系や2400系などの通勤車において、運客仕切直後の戸袋窓がやはり、冬季以外はルーバーがはめられて、空気の循環が悪いこの部分の環境改善が図られていた。これもまた、当初は冬季にはルーバーをガラス窓に、季節ごとに交換されていたが、次第に交換が省略されるようになり、通年ルーバーのままとされた。このあたり、20000型・RSE車も当時の通勤車と同じ保守方法を辿っている。

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↑ 甲種回送されてきたばかりのRSEを,海老名検車区まで見に行ったときのもの まだ営業開始前(1991/01)

当初、筆者はこのルーバーは主電動機のための通風口だと思っていた。冬季御殿場線内において、メインモーターが雪を巻き込むのを防ぐために設置されていると考えていたが、後に、床置式冷房の通風口だと分かった。同じ構造のHiSEもやはりこの箇所に冷房が設置されているが、ルーバーも点検蓋もない。恐らく、RSE車ではHiSEでの結果を踏まえ、メンテナンス性を考慮して設置されたのだろう。

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RSE車は、小田急で廃車後に富士急への譲渡話があるようだが、もし実現すれば、“フジサン特急”のキャラクターをボディに描く際、このルーバーが支障しそうだ。譲渡が実現した場合、はたしてこのルーバーはどのように扱われるのか、今から興味がある。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
へぇ〜そうなんだ。マニアックで知りませんでした(爆)
としおちゃん
2012/02/29 22:39
としおさん,コメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.
ご覧のように,RSE車には形態の違いがあったのです.
細かくて,別にどうでも良いことなんでしょうけれど…(笑).
ツキだっ!
2012/02/29 23:10

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