月の鉄路

アクセスカウンタ

zoom RSS パワフル×スマイルちばフリーパスで、小湊鉄道〜いすみ鉄道をゆく

<<   作成日時 : 2012/01/23 00:32   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 4

画像

「パワフル×スマイルちばフリーパス」が発売されたので、小湊鉄道〜いすみ鉄道と、房総半島を横断して来た。

筆者は、千葉と縁がありながら、小湊鉄道とは10年以上もご無沙汰しており、機会があれば行きたいと思っていた。また、毎日いすみ鉄道の社長のブログを拝見しており、気が付いたら、氏のファンになってしまっている。キハ52は昨年のゴールデンウィークに写したばかりだが、今回は、ポッポの丘など、沿線を巡ってみたくなった。

画像

209系ばかりになってしまい、すっかり東京の電車の延長のようになってしまった内房線で五井まで行くと、小湊鉄道の乗り換え通路は混雑していた。この日は沿線でマラソン大会が実施されたためで、混雑は通路だけでなく、小湊鉄道の車内もそうであった。このマラソン大会のために、この日の小湊鉄道は特別ダイヤが組まれ、増結などの対応がとられたほか、車両のやりくりの都合で、高滝以遠の一部列車はバス代行の措置がとられた。

画像

そうとは知らず、現地入りしたので、都心の朝ラッシュのような混雑に閉口する。掴める吊革が確保できただけでも良い方だった。まるで、海水浴の特別ダイヤが組まれた、昭和30・40年代の夏季の房総各線の車内を思わせる混雑ぶりだったが、そんな中を、女性車掌が切符を売りに巡回してくる。このタフさには恐れ入った。しかも、乗客が何も言わなくても、往復乗車券を切っている。夕方の自分や会社の仕事を少しでも減らすためでもあり、混雑に嫌気を差した乗客が、帰路は他の交通機関に逃げるのを阻止するための対応とも受け止められる。「キップを持っていない人、手を挙げて〜」と、まるで何かのイベントのような、楽しい乗車券の売り方に、マニュアル通りの対応とは違った微笑ましさを感じる。乗客の中に1万円札を差し出す者あれば、「ひぇ〜っ!1万円!」。こういった楽しいやり取りに、気が付けば、混雑の不快な気分を忘れていた。

高滝で車内のほとんどが下車し、車内は閑散とする。あれだけ暑かった車内も、ウソのように温度が下がってしまった。機関の排熱を利用した気動車の暖房は、電気暖房とは比べ物にならないほど、寒い季節に快適な暖かさを提供してくれるはずだが、高滝での降車に時間を要したためだろうか。湿度のせいで窓ガラスは曇り、車窓はあまり楽しめない。

画像

上総中野でいすみ鉄道に乗り換え。乗り換え時間は4分と聞いていたが、高滝での大量降車による遅延が影響したのか、いすみ鉄道のウテシさんの「発車しますよ〜」の声に促されるまま、あれよあれよという間に車内におさまり、写真は満足に撮れなかった。

画像

いすみ200のエンジンは、第三セクターでよく聴く、聞き慣れた音で、コイルバネの小湊鉄道キハ200と異なり、空気バネ台車を履いていることもあって、乗り心地が良い。乗り換えたばかりなので、乗り心地の違いが手に取るように分かる。

画像

国吉で下車して、駅でレンタサイクルを借りる。そして、以前千葉ンプさんの記事を拝見して知った、いすみ学園の東急デハ3455号を見学。駅から自転車で10分もかからなかった。各地の保存車の中には、不気味で、目を覆いたくなるような様相を呈するほど荒廃したものもある中で、デハ3455号は搬入から30年近くが経つのに、良く整備されている。小学生の時に、目蒲線で乗ったことを思い出す。既にかなりの経年車と化していたが、不思議と古さを感じず、沿線の文化のひとつとして、溶け込んでいた印象がある。

画像

次に、今度はポッポの丘に行く。こちらは1駅向こうの上総中川が最寄りだが、日頃の運動不足気味であることから、そのまま自転車で行く。途中でキハ52の急行列車を写す。ポッポの丘の模様は、こちらの記事をご覧下さい。

日頃運動不足なのは認識しているが、体力も衰えてきたのか、自転車ではそれほどの距離でもないのに、途中で乗り捨ててしまい衝動に駆られる。寒いので自転車に乗るには不適切なほど、上下とも重ね着してきたのが、体力を奪う原因のようだが、いすみ鉄道の車内には、自転車が持ち込めるので、よっぽど、いすみ200型に運んで貰おうかとさえ思った。

画像

でも、いすみ200の力を借りなくて正解だった。来るときは見落としていたようだが、“いってんべぇ、国吉”という物産展示販売施設の2階に、鉄道ジオラマがあって、見学することが出来たからだ。ただ、あいにくレイアウトは脱線気味で、列車は動いていなかった。展示物は私人のコレクションのようだが、千葉に関連した展示はほとんどなく、レイアウト上に、いすみ鉄道の車両が置かれていなかったのも気になった。物産展示販売施設の中ということもあり、地元を意識した内容にしたらいかがだろう?国吉の街を今回初めて散策し、商店街が想像していたよりも大きいことを知る。

画像

駅に戻るとちょうど下り列車が入線してきたので、城見ヶ丘まで行き、そこで上り列車を捕まえることにする。城見ヶ丘は近年開設された新しい駅で、すぐ近くに国道が通り、沿道には多くのお店が建ち並んでいるため、駅としての立地は良いのだが、列車での利用者はあまり多くない。

上り列車で大原まで行く。大原に差し掛かる頃、外房線の上り普通列車とすれ違った。わずか2分の違いで接続しない。何か理由があるのだろうが、2分ぐらいどうにかならないものか?自分は、大原から先、下り普通列車に乗るが、これもまた40分待ちであった。このように、いすみ鉄道と外房線の接続は、あまり良くない。JR側も、極力駅本屋側のホームに入線させるなど、いすみ鉄道との接続を意識しているのが見て取れるが。

画像
画像

忠勝弁当があれば乗り換え間合いに食べたいと思っていたが、売り切れ。この忠勝弁当、以前に食べたことがあるが、トンカツにラードが使われていて、駅弁なのに、街中のお肉屋さんで揚げてもらったトンカツの味が楽しめる、一風変わった駅弁だ。もう一度食べたいと思っていたが、午前中に売り切れてしまうことがほとんどだとか。いすみ鉄道の駅弁にはもう一つ、伊勢えび弁当があり、こちらは予約制だ。実は、訪問2日前に予約を試みたが、急行2号の乗客限定であるとの案内を受け、今回は諦めた経緯がある。結局、お昼はコンビニ弁当にする。

画像

大原から館山まで普通列車で往復。安房鴨川での乗り換えがあるが、美しい海を見ることが出来、日頃のイヤなことなど、忘れる。いよいよ房総ローカルも、4扉・ロングシートの時代となったが、209系は窓が大きくて、これなら、ロングシートでも車窓を見るのに不自由しない。車内は暖かく、何度もコクリコクリした。113系と違って車内の温度に温もりが感じられないが、悪くはない。

画像

館山から戻り御宿で途中下車。有名な月の砂漠の海岸近くにある、日帰り温泉に入浴する。寒い日だったからなのか、館内は多くの入浴客がいて、脱衣場での着脱に一苦労。筆者好みの熱いお湯が楽しめた。ヌルヌルとした黒ずんだお湯が特徴で、肌がツルツルになる。気持ち良かった〜。

画像

湯冷めを気にしながら、御宿の商店街へ。筆者お気に入りの“つきじ”というお店で、お刺身定食を食べる。実はこの旅行の前日に、資格試験の合格発表があって、筆者は合格することが出来た。受かったら、是非このお店で食事したいと楽しみにしていただけに、充実感に包まれる。

画像

こうして、房総半島での楽しい1日が終わった。113系がいなくなってしまったのは淋しいが、千葉はあれこれ話題も多く、東京から近くてやや物足りなさを感じるようで、週末の一日をのんびりと過ごすのに程良い。「パワフル×スマイルちばフリーパス」は3月まで使えるので、今度は今回の旅では食べることが出来なかった、いすみ鉄道の伊勢えび弁当を食べに行こうと思っている。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
驚いた
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
千葉近かったら、この切符パワフル×スマイルちばフリーパスで行きたいな〜
としおちゃん
2012/01/23 11:08
としおさん、これから春にかけて、千葉は観光シーズンを迎えます。是非、千葉にもお出かけ下さい。
ツキだっ!
2012/01/24 08:54
はじめまして私は千葉バス情報館です。

ローカル線で房総半島横断いいですよね。
また、私も行きたいです。
千葉バス情報館
2012/01/24 13:17
千葉バス情報館さん、初めまして、ようこそおいで下さいました。これからも宜しくお願いします。
ツキだっ!
2012/01/24 22:59

コメントする help

ニックネーム
本 文
パワフル×スマイルちばフリーパスで、小湊鉄道〜いすみ鉄道をゆく 月の鉄路/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる