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zoom RSS 流山電鉄 3000系“若葉”の引退と、3両編成運転終了について考える

<<   作成日時 : 2011/05/17 01:49   >>

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流山電鉄3000系“若葉”が引退し、お別れ運転が行われた。これで西武101系旧タイプがタネ車の3000系は形式消滅となり、流山電鉄における3両編成による運転も終了となった。

2000系のタネ車は、3000系よりも古いが、2両編成があるため残存しているのに対し、3000系には2連が用意されなかったため、2000系よりも経年が新しい3000系が先に形式消滅となった。

今回用意された“若葉”引退のヘッドマークは、デザインがとても渋かった。まるで京成1600系の“開運号”のそれを思わる。西武時代の種別板を模した“惜別”のプレートは、流山電鉄でイベント運転が行われる際の「お約束」だ。

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周知のとおり、“つくばエクスプレス”の開業に伴い、流山線を取り巻く環境は厳しくなり、朝ラッシュ時に3連の輸送力を必要としなくなった。流山電鉄の車両は、編成ごとにカラーバリエーションがあるのが特徴で、ラッシュ時専用車が存在することから、その種類はかなり豊富だったが、ラッシュ時専用車の整理に伴い、バリエーションも減ってしまい、その数だけ楽しみが失われるのは残念だ。

一方で、かねてから、流山電鉄のラッシュ時専用車は不経済だと思っていた。経営規模からして、高松琴平電鉄や伊予鉄道郊外線のように、ラッシュ時増結用のクハやクモハを用意して、必要の都度、増解結を行なった方が、在籍両数を削減出来るし、運用効率が高まる。3000系のタネ車は、西武秩父線の連続勾配に対応した高出力車で、クハの牽引ぐらい、朝メシ前だ。増解結のための構内配線など、設備投資が伴うにしろ、車両の維持費を考慮すれば、長い目で見るとペイ出来る。

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………もちろん、こんなことぐらい、電鉄会社でも当然思いつくような内容で、それでいて、頑なに実行しなかったあたり、ずいぶん律儀な会社だと思っていた。償却の済んだ車両をラッシュ時専用に充当するのなら分かるが、流山電鉄の場合は、中古車とは言え、わざわざラッシュ用を別途調達していたあたり、余計に理解に苦しんでいた。


そんな流山電鉄のラッシュ時専用車だが、今回、皮肉にも輸送量減という形で整理され、流山電鉄の車両運用の不経済は解消された。車両のバリエーションが減るのは残念なことだが、一方で、筆者の気持ちは、ちょっとだけスッキリしている。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも、こんばんは(^-^)
3両編成で運転されなくなるのは残念ですね....
けんまる
2011/05/18 00:16
緑の木々の中を行くのに、いい感じの色をした編成ですね。
としおちゃん
2011/05/18 10:48
お二人とも、コメントをお寄せ下さりありがとうございます。

流山電鉄は、関西で例えて言うなら、水間鉄道のようなローカル私鉄で、どこの大手資本にも属さないのですか、孤軍奮闘しています。

“若葉”のような、ミドリをベースにしたカラーも、今ではあまり見られなくなりましたが、周辺に溶け込んだ、良い配色だと思います。
ツキだっ!
2011/05/18 11:46

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