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zoom RSS 2010年〜2011年 青春18きっぷの旅 山陰・九州 第3日目は小野田線〜日豊本線〜豊肥本線

<<   作成日時 : 2011/01/14 22:08   >>

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3日目は、小野田線乗り潰しからスタート。寒波が吹き荒れるとても寒い朝だった。なお、2日目の模様はこちらをご覧下さい。

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  1223M・宇部新川6:39発−長門本山7:04着 123系(1B)
  1332M・長門本山7:10発−雀田7:15着 123系(1B)
  1225M・雀田7:16発−小野田7:31着 105系(2B)
小野田線の行程について、詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

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  3359M・小野田8:06発−下関8:46着 105系(3B)

小野田線で小野田まで出て、山陽本線に乗り換える。乗車した3359Mは105系の2M1T編成で、中高速域でもそれなりに走る。下関まで43.6kmを所要40分で走り抜けるので、JR在来線の標準的なランカーブだ。すきま風が酷くて車内は寒かった。前日の3562Mで乗車した区間だが、この区間を明るい時間帯に通るのは18年ぶりのことだったので、車窓を見て寒さを紛らわす。

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下関駅構内で撮影する機会に恵まれたのは、今回が初めてだった。乗り換え間合いは20分だったが、充実した時間だった。なお、ここに掲げる下関駅でのスナップは、いずれも何気ないコマに見えるかもしれないが、霙交じりの冷たい雨が吹き荒れ、寒い中で写した画像である。

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九州のごくありふれた415系のように見えて、ドアの金具支持を見ると、あらら、JR東日本からの転入車ではないか。構内には117系や115系改造車も多く入線し、下関は楽しい。ただ、構内に階段は東京方の1か所しかなく、ホームの移動は大変不便だった。

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  5139M・下関9:06発−小倉9:20着 415系(4B)

関門トンネルを通過するのも18年ぶり。415系の車内は暖かく、寒さから救われた思い。

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  2535M・小倉9:33発−中津10:39着 813系(3B)

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この日は鹿児島本線で信号機故障があった関係で、列車は遅れ気味。案内もなく、中津から先の接続が気になるところだが、不思議とイライラしなかった。というのは、日豊本線を下るのは10年ぶりで、青い空と海を見ているだけで、とても気分が良かったからだ。この旅では、1日目の山陰本線223系以来のVVVF車で、鋭い加速を肌で感じ、感覚を取り戻した。

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  4639M・中津10:48発−大分12:21着 815系(2B)

中津では、4639Mについての案内が一切なかったため、よっぽど入線してきた3011M・特急“ソニック11号”(883系)で先行しようかと思ったが、実際に4639Mは10分程度の遅れで入線してきた。

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815系はロングシートだったが、大きな窓が気持ち良く、着席区分も明確なので、座ってしまえば快適そのもの。杵築で行き違いの停車があって、気分転換になる。途中で、多くの特急列車とすれ違う。年末なので日豊本線では多くの臨時列車が運転されているようだが、885系の5分前を783系が走っているのを見て、885系の方が速度種別が高いだけに、追い付きやしないかと不思議な光景として映ったが、5分もあれば逃げ切れるのか。

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大分は、10年ぶりだった。駅構内は帰省客と観光客でごった返し、多くの臨時列車が設定されているのも頷ける。北口駅舎は旅情満ち溢れ、懐かしい民衆駅スタイル。こんな活気のある観光地を見たのは久しぶりだ。駅構内で美味しそうなにおいが漂うお店でクロワッサンを買って、豊肥本線のホームへ。

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  436D・大分12:57発−豊後竹田14:23着 キハ200系(2B)

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案内板のとおりに豊肥本線のホームへ進むと、高架化されていた。キハ200は早いもので今年デビュー20周年だ。DCながら、415系2M2T編成とほぼ同等の走行性能を有し、「電化は不要」とさえ言わしめた高性能気動車としてもて囃された。今では九州の非電化路線に欠かすことの出来ない存在となっている。

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豊肥本線の大分口は今回初めての乗車だが、運転本数は案外多い。ドア鴨居にあるLED表示器が1駅分ずれていて、たしかATSのトランスポンダで補正されるはずだったが、終点までとうとう誤ったままだった(補正されるのは、あるいは振り子車両の位置情報だけだったか?)。鹿児島本線での信号機故障は、豊肥本線大分口にまで及ぼし、特急“九州横断特急”(1074D)の遅れにより、1074Dとの行き違い駅変更(三重町→緒方)など、436Dにまで遅延をもたらした。豊後竹田から乗車予定の2424Dとの乗り換え間合いが2分しかないため、遅れが気になる。豊後竹田−宮地間の普通列車は、1日5往復しかなく、時間帯によっては4時間ほど間隔が空いてしまうからだ。

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乗車していて不思議に思ったのが、ワンマン運転(途中までツーマン)にも関わらず、開ドアが限定されていないため、後ろのドアからも平気で降車していく人が多い。実は、2日目の山陰本線でも同様の光景を目にしたが、ウテシさんも平然としていて、追い掛ける素振りを見せない。もっとも、ウテシさんの改札を受けない降車客が全て無札かというと、どうも正規の乗車券を持っている人がほとんどで、「正しい乗車券を持っているんだから、わざわざそっち(運客仕切)まで行かなくても良いでしょ!」…という主張の人がほとんどのようだ。それが故に、ウテシさんもルール違反に目を瞑っているようだが、いずれにしても、良いことではない。

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  2424D・豊後竹田14:25発−宮地15:08着 キハ220(1B)

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列車遅延で、豊後竹田で乗り換え出来るかどうか、気が気ではなかったが、実際には2424Dも遅れて到着し、無事に接続した。ワンマン列車なので、列車の遅延など詳細な案内を求めるのは無理なのかもしれないが、もう少し接続列車についてアナウンスを充実し、乗客を安心させて欲しい。豊後竹田は、滝廉太郎の「荒城の月」のメロディーが、ホームに流れることで有名で、西村京太郎氏のミステリーにもその記述があったことを思い出す。

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豊後竹田−宮地間は、豊肥本線の中でも特に山岳路線で、乗車しているだけでも、線路条件が厳しいのが分かる。きっと、蒸気列車時代は難所だったに違いない。しかし、キハ220は勾配を感じさせない走りだ。曲線部のジョイント通過の際に、ガクンという衝撃が走るのと、ボディに、建築限界を越えた木の枝や葉が当たるのが気になる。乗客は、座席にほどほどに埋まる程度で、単行気動車1運用で1日5往復の区間運転で凌いでいる理由も、理解出来る。キハ220の車内は明るく、とても近代的で、山奥の閑散区間の列車には、やや場違いな感じさえする(失礼)。天井に埋め込まれたライトも、よく見ると電球の先にアクセサリーが付いていて、凝った造りだ。コストダウン車で運転されてもおかしくないはずの厳しい経営環境なのに、敢えて手の込んだ車両を導入する心意気は、評価したい。宮地にはやや遅れて到着。

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  440D・宮地16:14発−肥後大津17:01着

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宮地では、乗り換え間合いが1時間ほどあり、時間を持て余す。駅前のコンビニで軽食を調達するが、路面が凍結していて、転倒しないようにゆっくり進む。そのため、コンビニは直ぐ目の前にあるのに、時間がかかり、もどかしい。駅舎の中は、風は凌げるが寒い。

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440Dは、到着がやや遅れたが、キハ147の車内はとても暖かい。国鉄気動車の多くは温水暖房式が採用されている。出庫直後は冷却水の温度が低いのと、火傷防止のための保護板が張り出して、窓側の座席は足の収まりが悪いという難点があるが、車内がムラなく暖まる。今まで何度、この暖かさにホッとさせられたか。進行方向左手には阿蘇山、右手には大観峰が見える。立野のスイッチバックは初体験だったが、ウテシさんは、エンド交換を伴う。立野から先は、8か月前に乗車済みの区間なので、あれこれ観察しないで済む。

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  1470M・肥後大津17:03発−水前寺17:24着

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肥後大津からは、815系の熊本行きに乗り換える。非電化区間と様子がガラリと変わり、都市近郊路線となる。計画では熊本まで乗り通す予定だったが、列車が水前寺に差し掛かる頃になって急に気が変わり、水前寺から熊本市電に乗ることにした。市電への乗り換えなら、新水前寺の方が良かったが、迷うことなく水前寺駅通まで辿り着いた。ちなみに、筆者が水前寺駅で下車するのは18年ぶり。当時は電化されておらず、“あそBOY”と“ヨ”改造の電源車連結“ハイパーサルン有明”が走っていた。

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  水前寺駅通−熊本駅前 熊本市電1090型

熊本市電は8か月前に乗り歩きをしたばかりだがもう一度、熊本の町をのんびり眺めて見たくなり、乗り換えた。熊本駅前は、新しい電停が供用を開始していた。

熊本駅に到着したのが18:00頃だったが、大晦日と言うことで、構内のお店は既に閉店していた。駅前のチェーン店で食事をしてから、ホテル入りする。ホテル入りするにはまだ時間が早いが、大晦日ぐらい、時間に追われることなく、ゆっくりしようと思い、大浴場付きのホテルを選んだ。入浴後、マッサージ器に身をゆだねる。薄着のままだったのが仇となって翌日、風邪を引くことになるとは、その時は思いも寄らなかった。

こうして、2010年最後の夜を熊本でゆっくり過ごした。紅白を観ていたら、植村花菜さんの“トイレの神様”が流れてきた。涙がこみ上げ、思わず大泣きしてしまった。この時初めて聴いた曲ではなかったが、自分も、年の初めに、大好きだった祖母を亡くしたからで、歌詞に自分と共通するものがあったからだ。2010年は、北海道・九州・沖縄と、本州の他にもあちこち旅して、趣味的に充実した1年だったが、本当は、心にぽっかりと穴の空いた、淋しい1年だった。あちこち旅したのも、気を紛らわす為だったのかもしれない。

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2010年〜2011年 青春18きっぷの旅 山陰・九州 第4日目 長崎県の各線をひとまわり
だいぶ間が開いてしまったが、今回は、2010年年末から、2011年年始にかけて、山陰・九州を青春18きっぷで旅したときの様子、その4日目の模様をお届けしたい。この日は、長崎県内の路線を乗り潰す計画(一部区間を除く)。筆者は、今まで長崎県に足を踏み入れたことはなく、今回が初めてであった。なお、3日目の模様はこちらをご覧下さい。 ...続きを見る
月の鉄路
2011/02/28 21:40

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも、こんばんは(^-^)
山陰地区、山陽地区に続いて、今度は九州入りですね。たまには、のんびりするのもよさそうですね。
けんまる
2011/01/14 22:17
けんまるさん」,コメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.

年末年始は,まとまった時間があったので,比較的ゆったりとした旅を楽しむことが出来ました.
ツキだっ!
2011/01/14 22:22
こんばんは〜
北海道から帰って来たばっかりなのに、九州に行きたくなって来る写真が沢山掲載してありますね。
としおちゃん
2011/01/15 19:53
としおさん,コメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.

私が九州を旅したとき,降雪で,まるで雪国のようで,一体どこの地方を旅しているのか,理解に苦しむような,そんな光景ばかりでした.
ツキだっ!
2011/01/16 21:11

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