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zoom RSS 2010夏 中国・四国を旅する 2日目

<<   作成日時 : 2010/09/15 22:19   >>

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間があいてしまったが、今回は夏休みに行った中国・四国方面の旅行、その2日目の模様をお届けしたい。なお、この旅行1日目の模様はこちらの記事をご覧下さい。

―2日目―

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三次6:41発の芸備線1855Dで広島へ行く。あいにく、高額紙幣しか持ち合わせておらず、しかも、券売機はそれに対応していないことから、レチ氏から補充券を求める。そう、この日は、18きっぷ使用のメリットがないため、JR線も乗車券で済ませるのだ。1855Dはキハ40系の5連。芸備線は、非電化ながらこういう長編成が多い。JR西日本のことだから、播但線や加古川線の例のように、芸備線(広島―三次間)もそのうち直流電化するのではないか?…そんな勢いを感じた。

芸備線に乗るのは初めてではないが、あまり縁のない路線なので、やはり車窓が気になる。朝の列車なので、通勤客が多い。すれ違う列車にキハ120型が交じるが、単行列車はなく、2連以上でレチさんが乗務している。

三次から1時間42分、広島には8:23に到着した。

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到着するや否や、広島駅には115系に105系といった甘い誘惑が。国電ファンには堪らない。例えば、上の写真、右は115系に見えて、実は113系なのだ。115系も113系もほとんど区別することなく運用されているあたり、いかにも広島らしい。ホームを行ったり来たりと忙しい。ただ、今回広島へ来たのは広電が目的なので、後ろ髪引かれる思いで、ラチをくぐる。

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1日乗車券を求め、広電の乗り潰しを始める。一部区間は既に乗車済みなので、まずは未乗区間である江波へ。江波って書いて、「エバ」って読むのね。広島駅前窓口の係員に「エナミ行きはどこですか?」って聞いてしまった。

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乗車中の808号の後ろを、904号の回送が続行運転で迫って来て、その様をずっと見ていた。大阪市電を出自とする900型は、懐古要素が盛り沢山に含まれた趣のある車型で、虜になる。回送列車の系統番号が“0”であるのは、ユーモアか?

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江波に着いて、すぐ折り返すつもりが、下車して車庫が隣接すると分かると、スルーする訳には行かず、周囲をひとまわりする。入出庫が頻繁に行われるため、留置中の車両も案外思った通りの構図が得られる。光線も順光で写欲をそそられる。

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もう少しゆっくりしたかったが、807号で土橋まで戻り、3系統の768号に乗り換え、本通まで行く。768号も古い車両で、この車両に乗って街並みを見ていると、街並みまでもが、何だか古い時代の景色に見えてくる。

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本通からはアストラムラインを試す。広島では、広電の乗り潰しと、時間があればアストラムラインの全線踏破が出来れば良いと考えていた。まだ広電の一部区間が残っているうちから、アストラムラインに入るのは勇気のいることだった。本通駅のホームは地下2〜3階相当で、道路入口からのアクセスが容易だった。新しい路線は、隧道が深度化されホームに辿り着くまで時間が掛かることが多いだけに、アストラムラインは、気軽な印象を受けた。

アストラムラインは、新交通システムにしては規模が大きい印象を受けた。日中の車内は空いていて快適だ。ワンマン運転で、ATCは、ATC―6型のような段数の少ないタイプ。面白いのは、ホーム監視用のモニタが、ホームの階段付近を写すこと。6両全体分のホームドアの様子も、このカメラの視覚によってカバーされている。

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車内も、色使い等に外観とイメージの共通化が図られている。高架軌道から広島の街を見る。対面に山が迫るため、街が密集している。夏の暑い陽射しに、太田川の流れが青くて清い。

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広域公園前に着き、折り返しの列車で戻る。アストラムラインの乗車には、1日乗車券(900円)を使った。本通―広域公園前間の運賃は470円である。広電の1日乗車券と組み合わせれば、広島の街を、ほぼフリーに巡ることが出来そう。アストラムラインと広電がタイアップした1日乗車券があれば、観光客にウケそうだ。

アストラムラインは6000型オンリーだと思っていたら、1000型という形式も存在するのね。

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城北で下車し、地図を頼りに広電の白島電停を目指す。知らない街を歩くのは不安だったが、道が分かりやすく、迷わずに済んだ。

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というわけで、今度は広電白島線に乗車する。路線図で見る白島線は、福井鉄道で言うところのヒゲ線のように映るが、利用者は多い。ここで大阪市電の900型に乗ることが出来た。

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八丁堀からは1号線を辿る。こうすることで、紙屋町東・西双方から本通のレールを乗り潰したことになる。5100型は輸送力抜群だ。1万円札の両替を頼まれたレチさんは、言われなくても、ちゃんと10円や100円が含まれるような金種の両替をしていたところに、プロの仕事を見る。

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皆実町六丁目で下車し、5号線に乗り換え。皆実町六丁目から広島駅まで乗り通す。的場町通過時点で、広島電鉄は全線完乗となった。目標をクリア出来、安堵の感を覚える。

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予定よりも早く済んだため、駅構内でソバを食べて、1本早い列車で広島を後にすることにした。広島駅構内には、国鉄型の形式が多く在線し、筆者を誘惑するため、何時間いてもキリがない。思い切って広島を離れよう。

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岩国までの列車は乗客も多く、せっかく車窓に海が見えるのに、楽しめなかった。岩国からの349Mはガラガラで、車両もN40編成で転換クロスで、景色を見るのも楽チンだった。そう言えば、広島で、せっかく誘惑を振り切ってきたのに、岩国駅構内にも、115系の面白編成がいる。東京方先頭車は白熱灯のライトケースをそのままシールドビームに流用したクハ115-139、下関方先頭車は張り上げ屋根にしたクハ115-622、しかも編成のカラーはイエロー1色。もう、これじゃぁ、いつまで経っても、目的地に辿りつけないよ。どうして、こう、広島圏にはユニークな車両が多いんだろ。

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広島圏の新色であるイエローは、瀬戸内海の海に昇る太陽をイメージしたとされる。海とのマッチは抜群で、筆者は嫌いではない。単色化による省力化のイメージが強いが、現車を見るとイエローの色具合が微妙で、総武中央緩行線のカナリアイエローよりも赤味があり、鮮やかなのだ。

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大畠で下車し、大島大橋で山陽本線の列車を写す。ここに来るのは“リバイバルはと”運転時以来だから10年ぶりだ。何度来ても良い所だ。無理してでも、行程に組み入れて来た甲斐がある。10年前と何一つ変わっていないが、こういう風景は、もちろんいつまでも変わらないままであって欲しい。


ただ、夕方なので光線条件は悪く、側面に陽が当たらない。仕方がなく面がちのアングルにする。この場合、手前にあるフェンスをクリアするために、コンデジ使用となった。構図を安定させようと、フェンスの網目にレンズを押し当てると、力の加減でレリーズの際に、ズリ落ちたり、レリーズのタイミングが合わず、失敗してばかり。ギリギリまで粘るが、とうとう最後まで仕上がりに満足出来ないまま、現場を後にすることになった。

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115系の普通列車で柳井港まで移動し、ここから防予フェリーで松山に向かう。この防予フェリーは大好きな航路で、今回の旅の楽しみの一つでもあった。フェリー業界は、高速道路の無料化などの施策によって影響を受け、大変な思いをされているそうだが、筆者が乗った便は乗車率が高く、座っていて窮屈な思いをしたほど、かなり高い乗船率だった。ただ、乗船当日は500円割引が行われていて、客単価は通常よりも低いため、乗船率が高くても、当事者は素直に喜べないのかもしれない。

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フェリーのデッキで、コンビニで買ったお弁当を食べながら、のんびりと過ごす。潮風がややベタベタしているが、夕陽色に染まる瀬戸内海は本当に美しくて、気持ちが良い。乗船時間2時間半は、退屈なようで退屈しない。

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愛媛の三津浜港に20:20に着いて、三津駅から高浜線に乗って大手町に出るが、ここで初めて3000系と遭遇する。ここが松山であるのが不思議なくらい、3000系は井の頭線時代と何一つ変わっていないように見える。

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一方、筆者が乗る列車は610系。新造から10年以上が経つが、内外ともに綺麗な状態が維持されている。この際、610系の足まわりも、3000系と同様のVVVFインバータに換装すれば良さそう。筆者が伊予鉄道郊外線に乗車するときは、610系に当たる確率が高い。610系は2本しか在籍しないので、ラッキーなのかもしれないが、どちらかと言えば、京王からの譲渡車が好きなので、実は素直に喜べず、複雑な心境になる。

この日は、松山に宿泊。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも、こんばんは(^-^)
広島はまさに、路面電車の王国ですね。
私も何回か行ったことはありますが、広電に乗ったことはありません。
けんまる
2010/09/16 00:10
こんばんは〜
路面電車をだいぶ楽しんでこられたようですね。
としおちゃん
2010/09/16 19:24
お二人とも,コメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.

お返事を差し上げるのが遅くなりまして,大変申し訳ございません.
ツキだっ!
2010/09/20 22:00

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