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zoom RSS ぐるり北海道フリーきっぷで巡る北海道3日目・@

<<   作成日時 : 2009/10/19 22:57   >>

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− 2009年秋 北海道ひとまわり 3日目・@ −

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釧路で迎えた3日目の朝(2日目の模様はこちら)。5:55発の根室本線3625Dで根室に向かおう。

画像列車はキハ54の単行で、快速“はなさき”の表示のとおり、快速列車である。東釧路の次はおよそ40km先の厚岸まで止まらず、なかなか思い切った停車駅設定だ。早朝の列車にしては乗車率が良い方で、転換クロスの窓側は全部埋まっている。シルバーウィーク期間中だったので、観光客や鉄道ファンも多い。花咲線運用車はシートモケットが専用のものに貼り替えられている。

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花咲線運用車と書いたが、根室本線のうち釧路―根室間は花咲線という愛称が付いている。運転系統が釧路を境に独立しているので、実態に即しており案外分かり易い。

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厚岸で9分停車する。この9分間に6:45発の5622Dが釧路に向かって出発する。構内に留置中のキハ54 516は帯部分に黒の細帯がなく、キハ54と同時期に登場した121系電車と共通したイメージ。

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しかし、それにしても、花咲線の旅もこれまた楽しい。例によって、乗り潰しが目的であったが、特に厚岸前後の、海岸線沿いを進む辺りは景色が素晴らしく、盲腸線にしては珍しく往復とも楽しめた。

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朝早かったこともあり、途中なんどかうたた寝もしたが、釧路から2時間18分、列車は根室に到着した。

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根室の駅を降りると、改札口には折り返し上り列車の改札を待つ列が出来ている。折り返し間合いが9分なのでやや慌ただしいが、駅構内の様子などを写し、8:22発の5628Dで釧路まで戻る。

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5628Dの車内はほぼ満席で、途中の浜中で学生が多く乗車してきたため、車内は満員になった。そのため、車窓風景をカメラに収めるのもままならないが、窮屈な感じはせず、不快ではなかった。混雑のため、姉別に停車中、ウテシさんがベンチレータを開けてまわった。

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5628Dは、途中花咲は通過するが普通列車である。根室―釧路間の所要時間は2時間16分と、筆者が根室まで乗った下り快速“はなさき”より所要時間が2分早い。これは、3625Dが前述の厚岸での停車のほかに、茶内でも7分停車することから生じる差だ。

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ちなみに、花咲線を含め道内には、車掌車を改造した駅舎が多く見られる一方で、ワムなどの有蓋貨車を改造したものは見られなかった。そして、車掌車改造の駅舎の多くに、緩急車時代のテールライトが残っているのが興味深く、出自をさりげなくアピールしている(写真左・尾幌駅 右・西和田駅)。

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釧路に10:38に戻ると、ホームに9332レ“くしろ湿原ノロッコ2号”が停車中であった。これまた、シルバーウィーク期間中ということで、特に自由席車は大変混雑している。JR西日本のトロッコ列車よろしく、運転台を有する客車が組成されていて、機回しを不要としている。運転台付き車両の形式称号はオクハテ510というそうだが、どうせなら「サイハテ510」にすれば、北海道の最果てのイメージにピッタリだと思う。ちなみに、機関車のキャブを覗いたところ、キャブの仕業表差しの下に、観光ポイントの表示があり、「運転時分勘案の上で速度設定して下さい」とあった。

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10:56、“くしろ湿原ノロッコ2号”は塘路に向けて出発して行った。こちらは出発シーンを撮影しながら、乗客の皆さんに手を振り返す。

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この先筆者はと言えば、11:17発の4008D・特急“スーパーおおぞら8号”で新得まで行くことになっている。列車はキハ283系。キハ283系は、キハ281系のバージョンアップ版として登場した車両で、キハ281系にはない赤がカラーリングに加わったのが目を引く。“スーパーおおぞら”は札幌と釧路を4時間弱で結ぶ人気列車で、増結されることも多い。

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筆者が乗車した指定席車両は、アコモ改善されており、シートがヘッドレスト付となっていた。ただし、筆者の体型には残念ながらヘッドレストがフィットしなかった。また、通路の貫通扉の開閉が煩く思えた。

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ここで早速、釧路駅構内で買った“くしろ さんぼう寿し”を食べる。構内のコンビニで買ったのだが、「駅弁」とは異なる本格的な棒ずしであり、付属のナイフで切りながら食べる。サンマをコンブで巻いたお寿司で、サンマは脂が乗っており、それでいて、合わせて巻かれている生姜がその脂っぽさを打ち消し、さわやかな風味が口の中に広がる。コンブは柔らかくて、口の中にはコンブのモソモソとした感触が残らず、これまた磯の風味が味わえる。本当に美味しい。

画像だが、食するのが振り子特急の車内となると、感想はやや変わってくる。というのは、揺れの大きな振り子車両の車内では、お寿司を切り分けるのも実に骨の折れる作業で、コンブが前述したように柔らかいことから、切っている間にせっかくのお寿司が押し潰されてしまいそうになる。満席の車内で、筆者のように一人旅だと、隣人にも気を遣わねばならない。そこにきて、キハ283系はキハ281系に比べて振り子傾斜角度が6度と、1度高いときた。しかし、前述のように“くしろ さんぼう寿し”のカテゴリは「駅弁」とは違うため、列車の車内で食べることは、想定されていないようだ。

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筆者の席はあいにく進行方向右側だったので、反対側に広がる太平洋があまり良く見えない。今回の旅では、絶景が広がる区間を全く意識せず反対側の席ばかりを選んでおり、反省。東庶路信号場で4分停車する。よく見ると、線路沿いにはフェンスが張られている。鹿よけのようだ。「野生動物を避けるため、急停車することがある」という自動放送のアナウンスも流れる。ちなみに、鹿と列車の衝突は今回の旅で一度経験した(こちら)。


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白糠、そしてふるさと銀河線が廃止され淋しくなった構内が印象的な池田と停車し、列車は12:50に帯広駅に着いた。ここで、この先新得から乗車予定の2434Dを追い抜いたほか、キハ183系で運転される“とかち3号”の到着(12:51着)を待つ。なお、2009年10月のダイヤ改正で、“とかち”は全列車がスーパー化され、キハ183系による運転は終了した。筆者は、この先の新得駅で、“とかち”のスーパー化記念のオレンジカードセットを求めている。

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帯広を12:52に発車した4008D・特急“スーパーおおぞら8号”は、しばらく専用線と並走する。その並走区間の長いこと。専用線の規模が想像以上に大きく意外に映った。

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筆者が乗車したキハ282型2000番台には、ミニラウンジがある。そこには膝下高さの窓があり、高速走行時はスリルだ。ちなみにこのキハ282型2000番台は根室方に回送運転台を備える。

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釧路から2時間1分、筆者は新得駅で特急“スーパーおおぞら8号”から下車した。ちなみに“スーパーおおぞら8号”の札幌到着は15:14である。

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なお、新得から先の旅の模様は次回以降にお届けしたい。記事は下記トラックバックよりお入りいただけるようにしますので、どうぞお楽しみに。

*本記事中のダイヤは2009年9月当時のものです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
鹿身事故は大丈夫でしたか。去年非常が一回かかりましたわ。
としおちゃん
2009/10/19 23:37
としおさん、いつもコメントをお寄せ下さりありがとうございます。
北海道の鉄道にとって、野生動物による事故が切実な問題であるということを、今回の旅行で実感しました。
ツキだっ!
2009/10/21 11:36
キハ54。JR四国のそれと、やっぱり違いますね。
スカートの有無、塗色もありますが、やはり2重窓ですかね。精悍な感じがしますよね。えこひいきですけど(笑)。
☆みやちん
2009/10/24 17:05
☆みやちんさん,キハ54は登場時は国鉄の車両らしく見えませんでしたが,その後,日本国中に軽快気動車が増えると,キハ54が妙に国鉄チックに映るようになりました.
コメントをお寄せ下さり,ありがとうございました.
ツキだっ!
2009/10/26 00:17

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