月の鉄路

アクセスカウンタ

zoom RSS 九州 小倉→久留米 日田彦山線〜久大本線ルート

<<   作成日時 : 2009/01/25 23:16   >>

ナイス ブログ気持玉 7 / トラックバック 1 / コメント 4

画像
小倉から夜明経由で久留米まで、日田彦山線と久大本線に乗車して来た。

日田彦山線は、日豊本線の城野で分岐する非電化路線で、ほとんどの列車が、日豊本線に乗り入れて小倉まで運転される。また、終点の夜明から、これまたほとんどの列車が、久大本線の日田まで運行されるため、日田彦山線といえば、旅客案内上は、小倉―日田間を示していることが多い。

画像

勾配線区のため、出力強化改造を受けたキハ147が充当されることが多い。一部列車を除き、ワンマン運転で、運賃収受を車内で行っている。キハ147は、特に中速域での加速が鋭く、ランカーブは電車に遜色ない。

画像

始発駅の小倉では、サボの取り換え作業が見られた。非ホーム側のドアを開扉して行う作業形態は、以前は各地で見られたが、これすらも最近では珍しくなった。

前述のように、城野までは日豊本線を走る。小倉から志井公園あたりまでは、小倉市の市街地のようで、利用者も多い。北九州モノレールも近くを走っている。志井公園に差し掛かるあたりで、西鉄の路面電車の保存車が見えた。

画像

だんだん、車窓がローカル線らしくなる。「採銅所」という、炭坑で栄えた地域であることを物語る駅名や、道の駅とタイアップした「歓遊舎ひこさん」、「宝珠山」に、縁起が良さそうな「大鶴」など、特色ある駅名が続き、なかなか楽しい。

画像

大行司駅には、黄色いハンカチが旗状に飾られていた。映画「幸福の黄色いハンカチ」のワンシーンを意識した演出だそうで、いや待てよ、あの映画のストーリーは北海道が舞台ではなかったっけ。不思議に思って調べてみると、宝珠山は、主役である高倉健さんのご尊父様ゆかりの土地だとか。大行司駅―筑前岩屋間には、有名なめがね橋があるが、残念ながら通過に気付かなかった。

画像

車内は、平成筑豊鉄道との接続駅である田川伊田駅で多くの下車があり、以降は各ボックスに1〜2人が座る程度。のんびりとしたローカル列車の旅が楽しめた。ただ、沿線はかつて炭鉱で栄えた地域だというのが信じられないほど、今ではひっそりとしていて、経営環境はあまり良くないと映る。

画像

画像

さて、夜明で久大本線で乗り換える。列車はキハ220型の単行。

画像

関東在住の筆者にとって、九州に来ると日没の時刻が東京よりも遅いので戸惑うが、夜明17:21発の1856Dは、車両がUVカットガラス装備の200番台だったため、思いのほか車窓が利かなかった。UVカットガラスも考えもので、都市部と違い、閑散線区ではホームの光量も少ないため、駅名標すら見えない。

画像

しかし、この問題をクリアするツールとして、ドア鴨居にあるLCDが良く機能している。文字が見易くて視認性に優れている。表示内容も適切で、必要最低限の内容に抑えているので、逆に分かり易い。また、運客仕切周辺がオープンカウンター然としていて、まるで、映画館のチケット売り場を思わせる造りで、これまたJR九州以外では例を見ない、好感が持てる空間となっている。

画像

それに加えて、キハ220型の性能の良さといったら、ディーゼルカーであることを感じさせず、電車然としていてスマートだ。分割民営以降、ディーゼルカーの技術は大きく進歩したが、JR九州は、キハ200系開発の他に、電車とディーゼルカーとの動力協調運転を実現するなど、非電化区間の問題改善に積極的に取り組んだ。

画像

ただ、久大本線の場合は、キハ220型の高性能と線路容量がマッチングしていないようで、乗車した上り1856Dは、行き違いのための停車がとても多かった。単線区間ゆえ、遅延防止のための余裕時分と見ることも出来、ウテシさんにしてみたら有り難いのだろうが、筆者は、なかなか進まないので、ついついイライラしてしまった。もちろん、走り出してしまえば快適で、単尺レールに、単行列車のジョイント音が心地良い。

画像

大きくて見易いLED表示器が印象的なキハ220型は、定刻どおり久留米駅に到着した。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
福岡圏 ひとまわりの旅 A
前回までの模様はこちら。 ...続きを見る
鉄道基準
2009/02/09 23:11

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。こちらでは久しぶりです。
キハ220形200番台の特徴である、前面の特大LEDを見てると、バスみたいですね。(^^;)車内の座席は見たことのない配列で驚きました。
花屋のじゅん
2009/01/26 21:12
反対側のドア開けてのサボ交換、国鉄時代は当たり前でしたね。九州はいまだにみられますね。
としおちゃん
2009/01/26 21:29
この趣味、とかく懐古論調になりがちなところを
温故知新を体現するツキだっ!さんの視点はすごく参考になります。

久大本線は客レ時代に訪れた限りですが
現在の姿を見に、また行ってみたくなりました。
ローカル線も、まだまだ興味は尽きませんね。
たろう
2009/01/26 22:29
みなさん、コメントをお寄せ下さり,ありがとうございます.
JR九州は、ローカル線も楽しいです。
ツキだっ!
2009/01/31 10:45

コメントする help

ニックネーム
本 文
九州 小倉→久留米 日田彦山線〜久大本線ルート 月の鉄路/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる