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zoom RSS 鉄道博物館の魅惑

<<   作成日時 : 2008/09/06 23:40   >>

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間もなく開館1周年を迎える鉄道博物館に行って来た。

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自分にとって興味のある展示車両はこれと言ってないため、今までどうも足が向かず、後回しにしていた。そのため、入館前まで、「サラりと見学して終わらせよう」と思っていたのだが、いざヒストリーゾーンに足を踏み入れると、いやいや、これがなかなか良いではありませんか。

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↑ 眩いばかりのホームの灯り 無機質に映る蛍光灯の色も、ここではムードを演出する最高のアクセサリーだ 

これだけ展示物が充実しているのであれば、神田時代に比べて3倍超になった入館料も、高いとは感じない。

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交直流電車の屋根と同じ高さまでのステップが設けられ、パンタ周りと電車線の様子も再現されている。その電車線にはデッドセクションまで再現されていて、解説が添えてある。なかなか芸が細かくて、思わず唸らされた。

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2学期が始まったばかりの平日だったので、館内は比較的空いていて、じっくりと写真を撮って回ることが出来た。

最近、ショックな出来事があって、筆者はすっかり塞ぎ込んでいたのだが、館内を見学しているうちに、嫌なことなどすっかり忘れ、夢中にさせてくれた。こんなに夢中になったのは久しぶりだ。自分にとって鉄道が、かけがえのない存在であることに改めて知る。

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↑ ヤードでよく見た入換機 行ったり来たりする姿を何時間見ていても飽きなかったよね…

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↑ クーラーキセへと続く流れるようなデザイン 運転支援モニタがない時代、屋根上機器は運転台小窓から監視し、ワイパーまで付いていた

国鉄特急は、車体だけでなく、屋上機器部品までデザインに凝っていたことを改めて思わせる。これも、高い場所からの見学スペースが確保されているからこそ、気付く。

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館内の展示車両は、どれも塗装が施された車両ばかりで、厚い塗装膜に覆われているのが見て取れる。ステンレス車両ばかりの現代において、塗装された車両がズラリと並んだシーンは、存在感があって、重厚感に包まれている。

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↑ 幼い頃、真鍋機関区でたたずむこの気動車を、筆者は何度か見ている あの時のDCが、こうして博物館に収蔵されるとは…

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↑ 戦前から戦後にかけて、激動の昭和を駆け抜けたマイテ3911 かつては展望車連結ゆえ、終着駅で編成毎列車の向きを変えていたというが、省力化の時代からすると、信じられないほど、列車運行に手間を掛けていた

惜しむらくは、館内が暗いことで、三脚の使用が禁止されていることもあり、撮影に時間を要した。「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」とは言え、記録枚数に比べて、当たりコマが少ないこと。もちろん、これは筆者の技量の問題なのだろうが、館内の照度に関しては、最後まで目が慣れなかった。

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↑ 電化区間はここで終了 この先は蒸気機関車が牽引…

夜のプラットホームを再現する上での演出上の関係もあるのだろうが、ライトアップで浮かび上がる車両は、なんだかレプリカ然に見えなくもない。

あと、近郊型電車が展示されていないのが気になる。近郊型も4扉化され、通勤型に集約されたような格好となった今では、あえて近郊型に触れる必要もないのだろうが、限られたスペースを最大限に活かし、通勤輸送と行楽輸送を見事にマッチングさせた設計の近郊型電車を、後世に伝えていく意義は大きいと思う。常磐線415系の解体待ち残存車を展示できないものか。

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↑ 故郷に続く帰省列車 車内でずっと立ちんぼうだったが、あまり苦痛に思わなかった…

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455系急行型も、車内は近郊型改造を受けたままの状態となっており、急行型へと復元されていないのが惜しまれる。

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交通博物館時代と違うのは、自分にとって、現役当時を知っている車両が収蔵されていること。485系ボンネットや交直流色の455系、EF66も、つい最近まで本線上を走っていた車両だ。しかし、こうして見ると、すっかり過去のものに映る。

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“パック”(EF58型89号機)のキャブを覗いてみると、ATS−P表示灯が取り付けられたままであり、多少の違和感もあるが、これまた、数年前まで現役だった証だ。青春時代を振り返るにはまだ早いだなんて思っていたが、鉄道界の変化は着実に進んでいることを実感し、いろいろ考えさせられた。

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↑ 家路に向かう通勤電車 朝と違って、帰り道にいつもの電車を見ると、それだけで何だかとてもホッとする…

結局、サラりどころか、閉館を告げる蛍の光が流れても、筆者の後ろ髪は引かれたままで、本当にギリギリまで館内に踏み止まった。

1号機関車に連結された客車には、鉄道開業当初に見られた貸ふとんの様子が再現されているが、係員が、その座布団を100円ショップで見られる“コロコロ”で、清掃している場面を目撃した。

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↑ ○○駅で△△線に乗り換えて帰宅 良かった、△△線、まだ発車していないや… これまた、帰宅時のホッとするワンシーンを想わせる ホーム上屋から吊るされた電球がたまらなく効果的で、AK−3コンプレッサーの音が聞こえてきそう

他にも、閉館が近付くと多くの係員が、展示物の状態を丹念に点検して周る姿が見られ、展示物を大切に保管して行こうという心意気が伝わって来た。

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↑ 日中だけでなく、夜にも多くの長距離列車が発着し、駅は24時間眠ることがなかった…

筆者はいま、本気でTeppa倶楽部に入会しようと考えている。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
平日なら空いてそうですね。
名古屋にも博物館できるみたいですけど、大宮にいつになったら行けることやら(謎)
としおちゃん
2008/09/08 19:01
としおさん、いつもコメントをお寄せ下さり、ありがとうございます。
ツキだっ!
2008/09/09 08:36

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