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大垣―樽見間の樽見鉄道に乗車して来た.大垣駅で,ムーンライトながらの入線を待っている間,停車中のハイモが気になり,いつか乗りたいと思っていた. 樽見鉄道は貨物輸送が廃止され,経営面で雲行きが怪しくなって来たと聞く.全列車が,レールバス化され,特徴であった客車列車も運転されなくなり,淡墨桜の行楽輸送も気動車化されるなど,かつての賑やかさがなくなった印象があるが,一方で,モレラ岐阜の開業に伴う利用増など,明るい展開も見られる. 実際,筆者が乗った列車も,終点の樽見まで多くの利用があった.それも,自動車に興味を抱く世代の男性であったので意外に映った. 樽見鉄道は,客車列車が運転されていた頃の名残なのか,列車種別に「レールバス」と謳っている.ただし,車両は置き換えが進み,鉄道構造の車両が主に運用されているようだ. この駅に行ったら別途手当てがもらえそうな日当(ひなた)駅は,給料明細のようでユニークだ. 切り通しや橋梁など,災害と隣り合わせの区間が多いが,災害検知の仕掛けがきちんと施されており,特に珍しい設備ではないが,頼もしく思えた. 終着駅の樽見駅は,機回しに配慮された線路構造だが,せっかくの設備も,今は持て余している.女性演歌歌手が淡墨桜に因んだ歌を唄っている旨のポスターが,車内にも掲示されていたので,曲がヒットし,相乗効果で樽見鉄道の利用が増えることを期待したい. |
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