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zoom RSS 箱根登山鉄道風祭駅改良工事と湯本急行

<<   作成日時 : 2007/03/25 00:29   >>

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箱根登山鉄道の風祭駅が改良されるそうで、改良後は20m4両対応になる。現行のホーム有効長は20m2両で、ドア扱いは強羅方先頭車のみ、ドアコックを開放して行われており、風祭独特のシーンでもあるのだが、もうすぐ見納めである。

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↑普通急行列車が風祭に停車中 新宿方にはホームがない


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↑拡大してご覧いただくと,小田急車の車両とホームに段差があることがお分かりになると思う 3線のため小田急車は偏軌し隙間も生じる 今回の改良工事の目的はこの段差解消によるバリアフリー化

以前は別途要員が確保され、車内側のコックを開放していたが、現在では駅員さんが車外から開放している。この作業方法変更のため、1700形と3000系のうち妻面に車外コックがある編成は、外幌の設計変更を伴うなど、小さな駅だが、風祭のために、小田急内ではいろいろな動きが見られる。

手動で4ドア全てを開けるには時間が掛かるため、筆者は、駅員さんの手が回るのがどうしても最後になる、2号車側のドアを得意になって自分で開けるのを、風祭利用の際の密かな楽しみにしていた。115系と違って、重いんだ、ドアが。

2m幅時代の1700形ワイドドア車が入線したときなんか、車掌も乗客も、笑っていたっけ。大爆笑!もう、笑うしかなかった。5km/h検知が失効すると、完全停止を待たず大きなドアを一生懸命引っ張った。

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↑GW中などの多客時は登山線車両は湯本以遠のみ運用され,小田原方を小田急車が代走することもあった

ところで、改良後の有効長が20m4両というのが不思議で、改良後の運行形態について公式発表がないので、あれこれ憶測をさせる要素になっている。

というのは、小田急からの乗り入れ列車だけで賄われている小田原―箱根湯本間は、20m6両を確保しないと、このままだと、引き続きドアカットが必要になるからだ。しかも、風祭だけでなく、小田原の使用停止中の登山線ホームについても、有効長4両で改良工事を始めるとあるので、なおさらだ。

従って、今回の改良工事は
 @ 湯本急行の直通編成が4連口になる
 A 湯本急行の新宿直通廃止
 B 6連は現行通りの取扱い
…のいずれかを意味していると思われる。

上記@の場合は、電連の関係で前6後4という併結順序を変えられないので、6両編成を逃がしてからの運転となり、所要時間増となる。

一方Aの場合は、せっかくの新宿直通を廃止することになり、箱根の観光のイメージダウンにもなりかねないので考え難いが、小田原の改良工事メニューと併せて考えると、普通急行列車が区間列車化されることを意味しているとも受け止められる。

Bの場合、改良の効果はホーム段差と隙間解消以外のみで,要員削減は難しい。

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筆者は、現在「急行新松田行き、新松田から各停小田原行き」として運行されている後4を「急行新松田行き、新松田から各停箱根湯本行き」とすれば、ダイヤ上は別列車でも、実質1列車として運行出来るので、所要時間増になるが、スッキリすると思う。近年、5000系の4連口も登山線への入線が解禁されているので、運用上の問題もなくなった。

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↑今ではこの区間に登山線車両は入線しない


今回の改良工事のメニューは、湯本までの3線区間を狭軌化したばかりなのに無計画にも思えるが、ただ、土休日はともかく、平日の普通急行列車は、筆者が見る限りそれほど直通需要は多くないのと、特急は引き続き直通するので、影響は小さいのかもしれない。

ネット上では、車両の転配を含めていろいろな憶測が飛び交っているが、いずれにせよ、これ以上は公式発表を待とう。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは〜
今ではこの区間に箱根登山の列車来ないんですよね・・・
昔持っていた雑誌に、風祭でロマンスカーと箱根登山の車両がすれ違いが載っていて・・・
自分のいつかここで撮影したいなぁと思っていたのですが・・・
残念です・・・
確か、このツキだっ!さんも撮影されている、風祭の駅標識が見えるこの構図だったと思います・・・
ドラ猫
2007/03/25 01:12
こんばんは。
風祭駅は、小田急の長大編成の列車が大幅にホームからはみ出したり、3線軌条であったりと、なかなかユニークな駅ですよね。
それにしても、ツキだっ!さん、最高な写真をお持ちですねー。もちろん、3100形のことです。
クキ
2007/03/26 22:43
お二人とも,コメントをお寄せくださりありがとうございます.
すっかり,小田急登山線となってしまった感のある小田原−箱根湯本間ですが,どうせなら運賃が通算されると良いんですが(笑).
ツキだっ!
2007/03/29 21:30

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